エコキュートと入浴剤
こんにちは、給湯器のタマオです🛀
長崎市でエコキュートの導入を検討している皆様、毎日のお風呂、本当に楽しみですよね。
でも、ふとこんな疑問が湧きませんか?
「エコキュートって、入浴剤を使っても大丈夫なのかな?」
せっかくなら、好きな香りや効能のある入浴剤で、一日の疲れをゆっくりと癒したいもの。
でも、大切なエコキュートが故障してしまわないか心配になりますよね。
この記事では、そんな皆様の疑問や不安を解消するために、 エコキュートと入浴剤の気になる関係について徹底解説いたします。
エコキュートで安心して入浴剤を使うための基礎知識から、使用する際の注意点、そしておすすめの入浴剤の種類まで、この記事を読めば全て分かります!
給湯器・エコキュート交換でお悩みの方はぜひ最後まで読んでみてください!
エコキュートで入浴剤は使える?疑問を徹底解説
エコキュートを導入された方、またはこれから導入を検討されている方にとって、入浴剤の使用は気になるポイントですよね。
結論から申し上げますと、基本的にはエコキュートの種類や入浴剤の成分によって、使用できるものとそうでないものがあります。
エコキュートの仕組みと入浴剤の影響
まず、エコキュートは、ヒートポンプ技術を利用して空気の熱を汲み上げ、その熱を利用してお湯を沸かす給湯システムです。
貯湯タンクに高温のお湯を貯めて、必要に応じて給湯する仕組みとなっています。
入浴剤には様々な成分が含まれており、それがエコキュートの配管やタンクなどの部品に悪影響を与える可能性があります。
特に注意が必要なのは、以下のような成分を含む入浴剤です。
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硫黄や酸、アルカリ性の強い成分: これらの成分は、金属製の配管を腐食させる可能性があります。長崎市内の多くの住宅で使用されている一般的な配管も例外ではありません。
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にごり成分(特に粒子が大きいもの): 炭酸カルシウムや酸化チタンなどの粒子が大きいにごり成分は、エコキュートの循環経路に詰まりを引き起こし、故障の原因となることがあります。
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粘性の高い成分: とろみのある入浴剤は、配管内部に付着しやすく、循環不良や タンクの負担増につながる可能性があります。
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植物由来の成分(多量に含まれる場合): 細かい植物片が配管に詰まることがあります。
エコキュートメーカー別推奨・非推奨の入浴剤
エコキュートのメーカーは、それぞれの製品に合わせて入浴剤の使用に関する注意喚起を行っています。
長崎市でよく利用されている主要メーカーの情報をまとめました。
- 三菱電機: 一般的に、にごり湯タイプや硫黄成分を含む入浴剤の使用は推奨されていません。それ以外の入浴剤でも、使用する際はメーカーの取扱説明書をよく確認することが重要です。
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ポイント1: マイクロバブル機能付きのエコキュートの場合、特ににごり成分がバブル発生装置の故障につながる可能性があるため、使用は避けるべきです。
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ポイント2: アロマオイルなどの成分も、配管やパッキンを劣化させる可能性があるため、注意が必要です。
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ポイント3: 中性タイプの入浴剤で、かつ成分が 단순なものであれば使用できる場合がありますが、必ず少量から試してください。
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ポイント4: 不安な場合は、メーカーの お客様窓口に問い合わせるのが最も確実です。
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- パナソニック: パナソニックも基本的に、硫黄、酸、アルカリ性の強いもの、にごり成分を含む入浴剤の使用は避けるようにと注意喚起しています。
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ポイント1: 特に「バスソルト」のような塩分を含む入浴剤は、金属部品の腐食を早める可能性があるため、使用は推奨されていません。
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ポイント2: ハーブ系の入浴剤でも、 お湯に溶けきらない固形の生薬が多いものは避けた方が良いでしょう。
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ポイント3: パナソニックのエコキュートには、配管洗浄機能が付いている機種もありますが、入浴剤の種類によっては洗浄だけでは完全に除去できない場合があります。
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ポイント4: メーカーが推奨する専用の入浴剤がある場合は、そちらの使用を検討するのも良いでしょう。
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- ダイキン: ダイキンも同様に、硫黄や酸性の強いもの、にごり湯、とろみのある入浴剤は使用を控えるように呼びかけています。
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ポイント1: 特に追い焚き機能を使用する際に、にごり成分が タンク内部に堆積するリスクがあります。
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ポイント2: 香り成分が強い入浴剤も、配管やゴム部品への影響が懸念されます。
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ポイント3: ダイキンのエコキュートは、 配管の清掃が比較的容易な機種もありますが、入浴剤による詰まりを完全に防ぐわけではありません。
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ポイント4: 使用可能な入浴剤の種類については、取扱説明書に詳しく記載されているため、必ず確認してください。
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- 東芝: 東芝も、硫黄成分や強い酸性・アルカリ性のもの、多量のを含む入浴剤は避けるべきとしています。
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ポイント1: 特にジェットバス機能付きのエコキュートの場合、にごり成分が噴射口の詰まりを引き起こす可能性があります。
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ポイント2: 発泡タイプの入浴剤は、成分によっては配管内に残りやすい場合があります。
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ポイント3: 東芝のエコキュートには、自動配管洗浄機能を持つ機種もありますが、過信せずに、入浴剤の成分には注意が必要です。
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ポイント4: メーカーの ホームページや取扱説明書で、推奨・非推奨の入浴剤に関する情報を確認しましょう。
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重要な注意点: 上記は一般的な傾向であり、エコキュートの機種や製造時期によって異なる場合があります。
必ずご自宅のエコキュートの取扱説明書を確認し、メーカーの指示に従ってください。
エコキュートで入浴剤を使う際の注意点
エコキュートをお使いの皆様が、安全に入浴剤を楽しむためには、いくつかの注意点を守る必要があります。
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取扱説明書を必ず確認する
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硫黄系や酸性・アルカリ性の強い入浴剤は避ける
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にごり湯タイプの入浴剤は慎重に
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ハーブ成分を多く含む入浴剤も注意
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発泡タイプの入浴剤は少量で試す
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入浴剤投入後は早めに排水する
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定期的なメンテナンスを怠らない
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不安な場合はメーカーのお客様センターへ相談する
まとめ
エコキュートを快適に、そして安全に使い続けるためには、入浴剤の種類に注意し、メーカーの取扱説明書をしっかりと確認することが重要です。硫黄や酸性・アルカリ性の強いもの、粒子が大きいにごり湯タイプの入浴剤は基本的に避けるべきでしょう。ハーブ成分、発泡タイプの入浴剤も注意が必要です。
入浴剤を使用する際は、少量から試し、使用後は早めに排水し、定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。
長崎市、時津町、長与町、諫早市でガス給湯器・エコキュートを検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!